風魔小太郎は小田原北條氏に仕える忍者、風魔党の頭領が代々名乗る名前である。
その中でも最も有名なのは5代目の風魔小太郎であり、その容姿は「身の丈七尺二寸(2m16cm)、筋骨荒々しくむらこぶあり、眼口ひろく逆け黒ひげ、牙四つ外に現れ、頭は福禄寿に似て鼻高し」とさながら鬼のような姿だとされている。
また、高く声を出せば五キロ以上届き、低く出せば、波のように響きわたり不気味であったともされている。
風魔小太郎が活躍したのは、1580年に武田勝頼率いる大軍との黄瀬川の戦いである。
風魔小太郎は、配下の風魔忍者たちを4つの舞台に分け、度重なる奇襲を仕掛け武田軍を引上げさせたとのことである。